月報
こんばんは。おいし水です。2025年11月の月報です。12月1日から3日、旅行で京都に行くんですけど、今日中に寝たいし明朝の余裕なさそうなのでちょっと早めに更新します。
ペンギン1章作っとる
作ってました。プログラムの保守性をどうにかする作業があるようなので実装は後回しに、1章の各イベント用の画像を描きつつ画像に合わせてテキストを書き変えたりしていました。最初はゲームの中で見るほうがいい気がするので、ストーリー内の画像は今後なるべく公開しないようにします。だから見せられる画像ないです。
グラフィックとテキストの関係として、なるべくグラフィックはテキストに対して写実的でありたいと考えています。
1,AとBが向かい合って会話する
2,Bがバシッと名セリフみたいなの言う
3,ふたりは話を終え、別れ際に握手をする
4,次のシーンへ
↑みたいなシーンがあったとして、わたしなら1で会話するふたりの画像を、2は1の画像を使いまわし、3で握手するふたりの画像が必要だな、と考えます。余裕があるなら2でBの姿を印象付けるような絵を用意してもいいかもしれませんが、大変なのでやりたくない。ただ、同じように大変だからと3の握手の画像を用意しないと、テキストでは握手しているはずなのに絵では握手していなくて変になっちゃう。そういうのをなるべく避けたいです(写実じゃなくて矛盾したくないだけかも)。
でもやっぱり、握手する絵描くの大変そうです。だから、握手しているシーンは画面まっくらにしたり、関係ないオブジェ映したりしたら楽かも。だけど、それだとセリフで握手したことが伝わるように工夫しないといけない。そうなるとセリフが説明っぽくなってしまう。それならそもそも握手させなければいい。
1,AとBが向かい合って会話する
2,Bがバシッと名セリフみたいなの言う
3,次のシーンへ
これだと画像一枚で済みます。握手が重要な意味を持っていなければ、変えます。そういう変更のほか、台詞や会話の流れを調整や設定の改変にともなう修正などを合わせると、結局もとのテキストは全体の半分残ってるかって感じです。書き直すたび良くなるというのはそうなので(だからこそどこかの段階で固定する)精神的にはいい作業かもしれないです。
それで、ひとまず1章分のテキストとグラフィックは終わりました。グラフィックは具体的にならざるを得ないので、テキストだけの段階より作中世界への理解が深まってきた気がします(それでさらにシナリオやテキストを変えることになる)。そして、ペンギンのカラーパレットにはファミレスのような光の表現から離れて固有色での表現を試してみようという考えがあったのですが、結局は明暗のコントラストでリズムを調整するような描き方が中心になってきています。まだまだ描く画像はあるので、いまのカラーパレットでできる表現をもっと試していきたいです。12月は2章やりつつ1章で抜けてるとことかやります。画像はたっぷり使い回すつもりなので、章が進むほど楽になっていくはずです。きっと……。
あとは戦闘の具体的なデータ、Slay the Spireでいうカードとかレリックを考えたりとかもしてました。ペンギンは戦闘だけを見るとデッキ構築ローグライク的なところがあるのですが、デッキの構成自体は(これまで入手したアイテムの中から)自由に決められるようになっています。ですから、短い1プレイの中で運次第で完成するから許されているような常軌を逸した強さのビルドが組めるようでは困ります。シナジーの快感ではなく、敵やエリアごとの試行錯誤を楽しめるようなアイテム群(と敵)が必要っぽいです。ある段階からは構造が自動で内容を決めていくようなところがありますね。
以上です。なんかだらだらと書いてしまった。毎回眠いときに書いているので、今度は眠くないときに書きたい。まだプール続いてます。ちょっと前にショックめな出来事があって、作業うまく進まなくて5日間くらいずっとゲームしたりぼんやりしたりしてたんですけど、数日ぶりにプール行ったらけっこうリズムも気分もフラットに戻った感じがあり、作業とか再開できました。ひとつには、村上春樹が書いてるのってそういうことだと思っています。大変なこともあるけど、まあ自分なりにリズムを作ってやっていこう、という……。寝て京都行きます。上着要りますかね。ちょうどいい厚さのいい感じの上着がない。道外の寒さをなめています。起きてから準備します。さようなら。