月報
こんばんは。おいし水です。2025年9月の月報です。
ペンギン作っとる
作ってました。案の定システムは完成していませんが、仕様はほぼ決まりました。あとは実装しながら調整していったり足りない素材とか作成していく感じです。音周りは後回しにするとして、あとは今月で形になる予感はありますが、はたして……。
ペンギンのシステム全体は、諸々の変更を経てけっこうシンプルな形に収まりました。戦略性とかの歯応えがある部分は戦闘一本に絞り、当初想定していた長いスパンでの計画・実行の要素はけっこうゆるくしています。ゲームは安全に失敗できるメディアですし、笑っちゃうくらいにうまくいかないときのおもしろさもあるとは思うんですけど、やっぱり、取り返しのつかない失敗してだいぶ前のセーブに戻るのはしんどいです。ローグライクとか繰り返しと失敗を前提としたゲームならいいんですけど、ペンギンはけっこうストーリーがある長いゲームですし、長いスパンでの失敗とやり直しを取り込むべきではないと判断しました。毎日目の前のことに取り組んでいれば、全体としてもうまくいくようなシステムになったはずです(人生と同じですね♪)。
ひとつ具体的な話をすると、ペンギンにはバイオロギングっていう、ペンギンに機器をつけて安全にマッピングしようっていうシステムがあります(現実に行われているバイオロギングとは別物です)。
それが、もともとこんな感じだったのが……


こんな感じに……。

僭越ながらわたくしには、数字が減っていくぶんシンプルになったように見えますね。単にマスクデータが増えたわけじゃなくて、パラメータ自体も減ってます。このような変更を各要素で行いました。
じきにシステムの実装が完了するとして、それからは実際にストーリーをゲーム上で動くよう作っていくことになります。そうなれば、シナリオを(作っていく順から)確定させないといけません。シナリオ……ひとまず完成したのは数か月前ですが、構想とか含めると2年3年経っていて、その間にけっこう考え方も変わったりしていて、いまはこうは書かないなって部分とか、もっとうまくまとめることはできたなって部分は既にけっこうあります。まだいくらか調整はできますけど、システムとの兼ね合いもありますし、建物でいう基礎の部分を変えるのは難しいです。構造が硬直化しています。弱音ハクになっていますが、さして深刻な話ではないです。ある程度の規模のものを作るのが初めてなので、初めてそういった状況に直面しているというだけです。これが書けてよかった、と思えるようなところはいくつかありますが、その結果生まれた歪な構造物に対していかに始末をつけるのかが客観的なクオリティに影響するのでは、と思っています。大変そうです。
以上です。わたくし最近、近所の市民プールに通うようになりました。近頃のわたしは呼吸が浅くぼんやりとしがちで、9月前半は特にひどかったです。それで、ちゃんと呼吸したくて、だいたい一日おきに50分くらい泳いでます。地球の重力下で運動なんてやってられませんが、水中ならいくらか楽ですね。まだ一週間とすこしですが、体調がよくなり、作業も集中できるようになってる気がします。結局、適度に食べて寝て運動するのが大切だなんて、ちょっとつまらなすぎる。仕方ないので続けますが、つまらなすぎる……。運動してないと30歳あたりで"来る"って聞きますし、もう諦めて泳ぎ続けようと思います。さようなら。