2023年ふりかえり/これから
2023年はいろいろあった年でした。わたしの針路が外的要因によってある程度定まった気がします。高校生の頃に友達と「作品を世に出すと人生が次の段階へ進む」みたいな話をしていた記憶がある(もしかしたら『本を出版すると』とかだったかもしれない)のですが、そんな感じです。
月刊湿地帯の2023年のゲーム関連の出来事をまとめてみると
・1月に『ファミレスを享受せよ』ブラウザ版公開した
・『METRO PENGUIN EUTOPIA』作り始めた
・7月に『ファミレスを享受せよ』steam版出た
・11月に『いるかにうろこがないわけ』公開した
・11月に『ファミレスを享受せよ』switch版出た
・『METRO PENGUIN EUTOPIA』今度こそ作り始めた
でした。ファミレスのブラウザ版公開って2023年だったんですね。もっと前っぽい。もう記憶が曖昧なので、当時のことについて語ることで過去を上書きするのはあまりよくないな~とは思うのですが、当時はあまり元気がなく、なんかすごい切実な気持ちで作っていた気がします。完成させることでそのときの自分を一点に固定して、それで次に進めるというか……。だから完成させた地点でもう満足という気持ちでいたので、想像以上に作品が広まって驚きました。
ブラウザ版公開直後からプログラマーとペンギンの制作を始めましたが、実際にはファミレスのsteam/switch版に向けた作業が多くて2月~10月の間は合間にペンギンって感じでした。有料版のイラストギャラリーには本編には載せていない設定とかをいろいろ書いたのですが、それらの設定の多くが本編に出なかったのは作中で語る必要がないからなので、蛇足だな~みたいなことも思っていました。わりと好意的に受け止められていた気がして安心しています。
いるかはなんか作りました。
ファミレスはゲーム内のBGMを気に入っていくださる方が多かったので、switch版が出る際にはピアノアレンジ版のBGMを追加しました。BGMは自分で作ったのですが、これは自分で作ることにこだわっているというより、フリーBGMなどを使うとほかの作品で知っている曲が流れて別の文脈がのってしまうので、それを避けたかったというのが大きいです。
現在はおかげさまである程度まとまったお金が手元にあるので、ペンギンでは部分的にでも作曲を依頼できたらなどと考えています。一方で、わたしの作ったBGMも含めて月刊湿地帯のゲームみたいなイメージが既にできてしまった気もしているので悩んでいます。なんか、DTMで自分にのびしろを感じていない……あとなんか4/4拍の曲を作れなくなってきた。でもピアノとか絵とかも十数年ちまちまやって最近できること増えてきた感じもあるし、DTMを2年ちょっとで自分の領域ではないと決めるのは早いんですかね。最近作曲ばかりして作曲液が切れてナーバスになっているだけかも。
11月からはほぼペンギンだけができるようになっていい感じです。順調に進み始めたからこそ、2024年で間に合わないかもしれないですねえ、という予感がしています。もうちょっと進んでくるといろいろわかるかもしれないですね。ペンギンもファミレスと同様に、そしてファミレスとは別のすごい個人的に切実なあれから作っているので、かなり先のことにはなりますが遊んだ人がどう思うんだろう~などと思っています。
もうちょっといろいろ書くつもりでしたが、「なんか別にわざわざ書く必要ないな」などと考えていくとけっこうすぐ終わってしまいました。でも、わざわざ伝えるべきでもないことを伝えずに終えてばかりいたら、それって途方もなく孤独ってことですよ!またね。