ゲーム初めて完成した
6月に湖というゲームを作成して公開しました。1プレイ10分くらいです。パソコンのブラウザ上でプレイできます。複雑な処理はないので大丈夫だとは思いますが、もし不具合などあれば何らかの手段で教えてください。以下、制作などの記録です。内容についてはほとんど書いてないです。
6月1~8日
どんなゲームを作るか漠然と考えながらJavaScriptでのゲーム制作のチュートリアルをしたり教本を読んだりしました。canvas APIだけでもいろいろ出来そうだとわかりました。買った教本のひとつがNode.jsとTypeScriptをガンガン使うもので、環境構築がうまくいかなくて気絶しちゃいました。このあたりは今回は必要なかったのですが、知っておいたほうが色々できそうです。
9~12日
ゲームのシステムやイメージを固めていきました。TRPGとかノンフィールドRPGっぽいのがいいな〜と思っていました。ブラウザゲームだから履歴やキャッシュの消去などでデータが消えたりすることもあり、そもそもデータの保存をしないで済むほうがよさそうだと考えました。1プレイを短くするためにシステムをシンプルにしていきました。
その後、画面のレイアウトをAdobe XD上でいろいろと配置しながら決定していきました。決めることが多く、意外と時間がかかりました。Adobe XDを初めて使ったのですが便利ですね。わたしはAdobeのコンプリートプランに学割(3000円くらいになる)で加入していたのですが、休学(留年もしています)したところ学校に在籍していないものと判断されたのか、ここ数ヶ月は毎月6480円引き落とされています。助けてください。
13~15日
HTMLとCSSでブラウザ上にレイアウトを再現していきました。この段階ではほとんどJavaScriptを使用していないのではりぼてですが、ブラウザ上に表示されるだけでちょっと嬉しいです。
16~22日
ゲームのメインループのプログラムをしました。毎フレーム処理を行う必要があるのはあみだくじくらいで、あとはボタンクリックをきっかけに1度決まった動きをする、というものばかりだったので、計算量はほとんど考慮せず書けて楽でした。
23~27日
ここまででゲームのシステムはほぼ完成したので、実際にゲーム内のデータを作成していきます。プログラムが終わった地点でほぼ完成だと思っていたのですが、そんなことはなかったです。エリアごとのイベントや敵、アイテム、ストーリーなどを作成していきました。はじめは1日1エリアを目安に進めていたのですが、途中からは全エリアのイベントをまとめて作り、次に敵、と進めていきました。イベントとストーリー部分が大変、というか苦手でした。地の文が難しい。
25日のあたりで作っているゲームの面白さについて懐疑的になってきました。視覚的なイメージから制作に入ったせいでゲームとしての面白さを保証できていない、と考え始めます。これは完成が近づいてナーバスになっているだけなのか、冷静な反省なのかは自分ではわかりません(いまもまだわかっていないです)。ただ、日記によると、つまらないからもうやめようと思うことはなく、どちらにせよ完成させようという態度だったみたいです。友人に見てもらったりスタァライトのことを考えたりして気持ちを保とうとしていました。
28~30日
データが終わったのでバランス調整と不具合の確認をしながらグラフィックの作成を進めていきました。敵のグラフィックを用意すると画面が視覚的に楽しくなり、すこし元気になりました。もうちょっと早くやってもよかったかも。背景は建物など苦手なものが多くて大変でした。急いでいたのもあって枚数が少なく、絵自体も納得のいくレベルにはならなかったです。完成後、サイトにアップロードして動作の確認などを行いました。
ゲームは完成するまで作ると完成する
昔からゲームを作りたいという気持ちはあって、メイドイン俺とかRPGツクールを触っていました。計画はなく漠然とした思いつきだけがあり、武器とスキルのデータだけ充実させたりして終わっていました……。この頃の経験からゲームというのは完成しないものだと思っていましたが、別にそんなことはないとわかりました。ゲームの内容に関して反省点は多いのですが、完成するとわかっただけでも大きかったです。
制作時間は100~150時間くらいでした。一日中作業できる日でも集中できるのは4時間くらいで、それを過ぎると効率が落ちる気がします。日々の継続が大事というありきたりな結論に行き着きました。
終わりです。7月はGodotで何かを作るかもしれないです。